文化放送の斉藤清人社長は21日、東京・浜松町の同局で定例会見を開き、同局の斉藤一美アナウンサー(54)が3月のWBCでAmazon prime videoが配信する日本代表の全試合で実況を担当することについて「文化放送のプレゼンスの向上にもつながる」と期待感を示した。
斉藤アナは同局の「ライオンズナイター」など数々のスポーツ番組で活躍。「日本一やんちゃな野球中継」と言われるほど表現豊かな実況で知られる。
斉藤社長はAmazon prime video側の出演要請について「指名していただき、喜びであり、刺激にもなる」と謝意を表明。先のサッカーW杯で本田圭佑氏の配信での解説が話題になったことを踏まえつつ「一美節、一美流の実況ができれば、喜んでもらえるのでは」と話した。
斉藤アナは「ラジオで育ててもらった身として、どこかのタイミングで映像付きの野球実況に挑戦したかった。局アナのままで任されたことにも驚いたが、その舞台がWBCになるとは…」と喜びのコメントを寄せた。