文化放送の齋藤清人社長(57)が19日、東京・浜松町の同局で定例会見を開いた際、21日の生放送特番「Youたちデビューして25年もたっちゃったの⁉〜KinKi Kids どんなもんヤ!3時間生放送スペシャル〜」(後10・0)への思いを語った。
21日はKinKiのデビュー25周年記念日。それを記念して、1994年10月にスタートした同局「KinKi Kidsどんなもんヤ!」(月曜深夜0・05)の3時間特番として放送される。当日は2人の25年をテーマに名曲の数々をオンエアするほか、2人や関係者が25年分の積もる話を伝えるが、実は初代ディレクターを務めたのが齋藤社長だった。
番組を立ち上げる前、ジャニーズ事務所の関係者に2人のパーソナリティー起用をオファー。その後、たまたま仕事先で会った故ジャニー喜多川社長(当時)から「KinKiを近々(きんきん)、よろしく」とダジャレで託され、「仲間と『よし、これはOKということだな。面白い番組を作ろう』と思いました」と振り返った。
「あれから28年。2人には長くやっていただいてありがとうという気持ちと、今もスターの第一線で活躍する姿に敬意を表したい」と感謝。また、番組が始まって3カ月後の1995年1月17日に阪神淡路大震災が発生、「(堂本)光一さんの実家が兵庫県で、心配しましたが、ご無事でよかった」としみじみ語った。