文化放送の齋藤清人社長が17日、東京・浜松町の同局で定例会見を行い、旧ジャニーズ事務所のタレントが所属する12番組について、来年3月いっぱいまで継続することを明言。ただ4月以降は「番組の企画やコンセプトに合わせて、出演者をフラットに考えていきたい」と語った。
旧ジャニーズ事務所はこの日から「SMILE−UP.」に変更。それを受けてジャニーズWESTなどいくつかの所属グループが名称変更を明かしているが、同局も番組の1つ「ジャニーズWEST 桐山照史・中間淳太のREC!」(木曜深夜24・05)について、16日付から番組HPなどで「ジャニーズWEST」の部分だけタイトルから削除したことを発表した。
会見に同席した担当部長は「(旧事務所と)話し合いを重ねており、グループ名が変われば番組ごとに個別に対応する」としており、今後もタイトルの変わる番組はありそう。齋藤社長は「(性被害で)つらい思いをした人が大勢いるのが問題で、事務所名が変わるのは当然で必然。(旧事務所による)被害者救済や補償の推移をメディアとして見つめ必要であれば報道し、新たに(所属タレントを受け入れる)新事務所の健全な発展も見つめていきたい」と見解を語った。

