親友に数年ぶりに会う約束ができたので、ちょっとしたドッキリを…、と思ったらアレッ?ある人が体を張って行ったサプライズと、その〝笑〟撃の結末に「バトル漫画みたいや…」「強い友情を感じた」と共感と笑いが集まっている。
話題になっているのはX(旧ツイッター)ユーザーの生まれた街(@____1987______)さんが7日に「数年ぶりに会う友達を腕骨折で出迎えたら、向こうは前十字靱帯断裂で現れてめちゃくちゃ笑った」と題して投稿した写真。映っているのは病院の中かと見間違えるくらい重傷そうな二人なのに、なぜかそれと反比例するような勇ましい立ち姿。仲の良さが伺えます。
生まれた街さんにお話を聞くと、再開前日の朝にフットサルで骨折してしまったとのこと。全治3カ月の大けがで、この写真を撮ってくれた奥さんの体調が悪かったこともあり、会う日を改めようかどうか迷ったそうだが「会うとホッとできる友人に会いたい気持ちが勝り、楽しみに向かいました」と現場へ向かった。すると靱帯を痛めて足を引きずった親友が現れたといい「友人のケガのことは聞いていなかったので姿が見えた時から笑ってしまい、合流してしばらくはケガの話で盛り上がりました」とまさかのサプライズ返し。大笑いでこの写真を撮影したそうだ。
2人のけがの状況は全く「いいね」ではないのだが、この投稿には13日までに22万以上の「いいね」が寄せられる大反響。ネット上では「類は友を呼ぶってこと?」「年を取ると怪我とか病気の話になるアレだ」「これは記念写真撮りたくなる」「大ケガしてるのに予定先延ばしにせずに会ってるのが良いな」と友情に対する賞賛や共感の声が多く寄せられた。
ちなみにけがの経過については、生まれた街さんは8日に整復をしたものの、10日に手術をして療養中。親友はスキーで怪我の後、靱帯再建手術をして現在リハビリ中とのこと。当日は全員が手負いということもあり、フードコートなどで談笑して過ごしたそうだが「今度は治った時に飲みに行きます」と話してくれた。お二人ともくれぐれもお大事に。
(よろず〜ニュース・髙石 航平)