成田悠輔氏「21世紀の魔女狩り」 星野源への憶測投稿に私見

経済学者、成田悠輔氏が26日、TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜前9・54)に生出演。歌手で俳優、星野源(43)に関するネット上での憶測について言及した。

番組では、星野を巡り、告発系インフルエンサーが不倫疑惑を投稿しネット上で騒動になり、星野の所属事務所や星野本人も声明を発表し完全否定したことを報じた。これについて成田氏は、「21世紀の魔女狩りみたいな感じですよね」と切り出し、「デマ度合いの差はあれ、標的をつくって印象操作をするっていう意味でいうと、週刊誌やテレビがやってる芸能報道とかも五十歩百歩なんだなっていう気もするんですね」と私見を述べた。

続けて「これ解決方法はほぼないんじゃないかと思うんですよ。みんな大好きじゃないですか。標的決めて集団リンチして、みんなで他人の不幸を喜ぶっていう。人間の本能っていう部分があると思うんです」と話し、SNSによって「みんなが好き勝手に言えるようになった社会では、天災みたいなもの、自然災害みたいなものだって捉えるしか短期的にはないんだと思います」と語った。

また、対策について「長い目でみると、こういうサービスを提供している側が特定の個人についての大騒ぎが大爆発しないように制御するか、特定の個人についての断言や根拠のない主張みたいなのは表示されにくくするみたいな形でコントロールしていくっていう知恵を人間がつくっていくしかないのかなって気がしますね」と結んだ。

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