この日はソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)所属の「SMA芸人」として、ハリウッドザコシショウ、バイきんぐ、錦鯉の3組が出演。他事務所から移籍し、苦楽を共にした仲間でトークした。
そんな中、愛すべきキャラクターの長谷川には「ポンコツ列伝」として、下積み時代の様々な出来事を番組で紹介。売れない時期の食事は「パンにマヨネーズ」でしのぎ、家賃を1年間も滞納、水道やガスも止められたという壮絶エピソードが続々と出てきた。水道を止められた際は近くの公園で済ませたといい、当時は「38歳とかですね。30から40歳の間は地獄でした」と振り返った。あまりの辛さに共演者も思わず同情したほどだった。
当時は、彼女も不在。1度だけ交際した彼女とも半年で別れたといい「誕生日プレゼントで布団をくれる、と言ったんですが、僕はお金がないから、ドングリのブローチをあげた」とエピソードを明かすと、MCの東野幸治は「ウソやん!いくつの時?」と尋ね、長谷川は「36とか、それぐらいですかね」と記憶をたどったが、ほんこんら共演者は「彼女、リス?」と笑うしかなかった。
2つのドングリに穴をあけて、ひもを通しただけという簡単なアクセサリー。「(彼女は長谷川が)お金ないのが分かっていたから、ドングリのブローチか手作りのカレンダー、どっちがいい?」と彼女に質問したというが、ここで「手作りのカレンダー」に共演者は興味津々。その正体は「ギャグを書いたカレンダー」といい、いかにも芸人らしい話だったものの、長谷川は「ギャグが12個分、なかったんです」とオチを話すと、東野は「10年間で、12個のギャグもないのか。ドングリ2個と、布団の物々交換?悪いな」と失笑するしかなかった。