悲願のレコード大賞「何年越しだろう…」セカオワ・Fukaseも感慨

悲願のレコード大賞「何年越しだろう…」セカオワ・Fukaseも感慨

レコード大賞を受賞したSEKAI NO OWARI

(中日スポーツ)

 セカオワは、メインボーカルのFukase(37)、ギタリストのNakajin(37)、キーボードのSaori(36)、ピエロの覆面をかぶったDJ LOVE(37)というメンバー構成で2007年に結成され、11年8月にメジャーデビューした。結成15周年の節目に輝かしい勲章を手にした。

 「何年越しだろう…」。Fukaseは感慨深げに受賞盾を抱えた。14年に「炎と森のカーニバル」で初めて優秀作品賞を受賞して以降、17、18年と大賞のチャンスがあったが選ばれずに悔しい思いをしてきた。Nakajinも「デビューして12年たつんですけど、やっといただけた。とてもうれしいです」と喜びをかみしめた。

 SNS時代。大賞曲「Habit」は世界中から注目されて大バズりした。映画「ホリック xxxHOLiC」の主題歌として書き下ろした同曲は、今年4月28日に先行配信。6月22日にリリースされた。

 メガホンを取った蜷川実花監督からの「今を生きる若者たちへの優しさを込めてほしい」というリクエストに応えて「君たちったら何でもかんでも 分類 区別 ジャンル分けしたがる」という強烈なフレーズから始まり、心がスカッとするような歌詞が流れていく。バリエーションに富んだアレンジが中毒者を続出させた。

 定額制音楽配信サービス「サブスクリプション」などストリーミング総再生回数は2億回を超える。学校を舞台にしたミュージックビデオ(MV)では、先生や用務員にふんしたセカオワメンバーが生徒役ダンサー20人と一緒にかつてない難易度のダンスを踊っている。

 この動画は現在までに1億2000万回以上の再生を記録、今月に発表されたYouTubeの「トップ音楽動画」で1位に。2番のあたまで、ひざ部分を押さえながらヒップを回して踊るクセの強いダンスがTikTokでも大流行し、「踊ってみた動画」など関連動画はなんと25億回以上もの再生を記録。実績で文句なしの大賞となった。

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