恐竜のことをもっと学ぼう!木村佳乃は興味津々、満島真之介は恐竜にネイル提案

6月13日、映画「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」緊急シンポジウムが都内で行われ、日本語吹替版キャストの玉木宏(オーウェン役)、木村佳乃(クレア役)、伊藤沙莉(新キャラクターのケイラ役)、満島真之介(フランクリン役)が登壇した。

■恐竜のことをもっと学ぼう

恐竜たちのリアルでスリリングな映像で世界中に大ブームを巻き起こした「ジュラシック・パーク」(1993年)に始まり、「ジュラシック・ワールド」としてさらにスケールアップして全世界シリーズ累計5,000億円突破という驚異的な記録を打ち立てている、約30年に及ぶ人気シリーズがついに完結。

映画の公開前に、恐竜のことをもっと学ぼうということで、今回の緊急シンポジウムが開催された。前半は、“恐竜専門サイエンスコミュニケーター”の恐竜くんによる「人間と恐竜の共存」をテーマにした講演が行われ、「ジュラシック」シリーズファン代表として、映画好き芸人のこがけんも登壇。イラストレーターでもある恐竜くんは、自ら描いたイラストを使って、恐竜をライオンや象などと比較させ、わかりやすくレクチャーした。
■木村佳乃は恐竜について積極的に質問

木村が「馬みたいに調教できたり、乗れたり、たまには食べたり。恐竜もそんな感じになれる可能性はあるんですか?」と質問すると、恐竜くんは「可能性としては十分あると思います」と回答。「鳥が恐竜からの生き残りで、厳密に言うと“恐竜は絶滅していない”というのが現在の定説になっています。鳥は人間のパートナーとして癒してくれたり、食用になったり、ダチョウなどはレースで乗ったりもしていますよね。鳥に近くて知能が高い恐竜であれば信頼関係が築けるんじゃないでしょうか」と説明した。

さらに木村は「恐竜くん、もう一個聞いていいですか?」と積極的に質問。「コモドドラゴンって恐竜ですか?」という木村の問いに、恐竜くんは「コモドドラゴンはトカゲなんですが、トカゲは意外と恐竜に近くないんです。ティラノサウルスがコモドドラゴンと雀とどちらが近いかというと、雀の方が近かったりします」と答え、木村は「えぇ!びっくり! 勉強になりました」と笑顔を見せた。

■満島真之介のムチャ振りに伊藤沙莉が困惑
満島は伊藤に「沙莉、聞いた方がいいよ。“気になる”って、いつも言ってたじゃん」と質問をするようにうながすが、伊藤は「え?(満島と)恐竜の話、したことないから」と突然にムチャ振りに戸惑った様子。少し考えた後、「お腹が空いていると獰猛になったりすると思うんですけど、お腹がいっぱいの時は近寄っても食べられなかったりしますか?」と質問。恐竜くんは「大丈夫だと思います。動物園に行ってもライオンって昼寝ばかりしてますよね。体が大きいと食べ溜めの度合いも大きくなると思うので、意外と恐竜もお腹さえいっぱいであれば大丈夫だと思います」と丁寧に答えた。

満島からの質問は「ティラノサウルスの手の長さがめっちゃ気になってます。“短い!”って(笑)。人間と共存するなら、ネイリストとか紹介してあげて、キレイな爪にしてあげるといい距離感を作れるんじゃないかと思うんですけど」という内容。それについては「ティラノサウルスの手の長さは僕の手の長さと同じぐらいです。手は小さいんですけど、200キロぐらいの物はヒョイと持ち上げられるのでネイリストさんは命懸けになりそうです」と答え、「鳥と近いと話しましたが、鳥が求愛ダンスをするように、繁殖期に飾り立てる恐竜もいるので、ネイルをキレイにするというのは意外と“アリ”なんじゃないかと思います」と補足すると、それを聞いた満島は「悪くないねぇ(笑)」とニッコリ。

■シリーズの大ファン・こがけんが魅力を熱弁

玉木からの「前作の中で、獰猛な恐竜が現れた場合、暗くしたり、息を潜めていれば気づかれないというのがありましたが、そうすると存在はバレずに済みますか?」という質問には、「リアルな恐竜で考えるとおすすめはしません。彼らは知能よりも嗅覚や聴覚が発達していて、特に鼻はよく効くので隠れたりするのはあまり効果的ではありません」とのことで、「ただ、鳥と恐竜の特徴として足首を捻ったり、股関節を開いたりすることができないので、小回りがきかないんです。なので、逃げる時に急に方向を変えると逃げ切れる可能性があるかもしれません」というアドバイスも。

シンポジウム前半の最後は、シリーズの大ファンであるこがけんが、本シリーズと最新作の見どころをしっかりとアピールした。「とにかく見てもらいたいのはCGの迫力ある映像。でも、それだけじゃない。『これって全部“人災”じゃない?』っていう人類への痛烈なメッセージがあって、犠牲者は子供なんです。大人の思惑だったり、大人が招いたトラブルのしわ寄せが全部子供に!そして全シリーズ通して出てくるのが“親子”の話。親子を切り口に共感できるのも、このシリーズの優れたところです」と熱く語った。
映画「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」は7月29日(金)より全国ロードショー。

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