フランス映画の最新作などを上映する「横浜フランス映画祭」が20日、横浜市で始まった。開幕イベントに俳優の役所広司さん(68)が登場し、会場を沸かせた。
1993年に始まった映画祭で、今回で31回目。24日までの期間中、映画館「横浜ブルク13」(横浜市中区)で13作品が上映される。
JR桜木町駅前広場(横浜市中区)で開かれた開幕イベントでは、20人ほどのフランス人監督や俳優らが次々に登場してあいさつ。特別アンバサダーとして、映画「パーフェクト・デイズ」で主役を演じ、昨年のカンヌ国際映画祭で男優賞に輝いた役所さんが姿を見せると拍手が湧き起こった。役所さんは「フランスの映画界は非常にプライドをもって映画を作っている。僕もフランス映画が大好きなので、皆さんにも楽しんでいただけたら」と呼び掛けた。
この後、横浜ブルク13でオープニング作品「愛する時」の舞台あいさつが行われ、俳優のバンサン・ラコストさん(30)が「日本で多くの人に見てもらえることをうれしく思う」と語った。
チケット購入は横浜ブルク13のホームページから。問い合わせは事務局(070・8539・6421)へ。