広末涼子、長男出産時に泣かなかった理由「『ここで泣いたらドラマみたいだ』と思って我慢しなきゃって…」

 女優・広末涼子が30日放送のフジテレビ系「ボクらの時代」(日曜・午前7時)に出演。11月11日公開の映画「あちらにいる鬼」(廣木隆一監督)で共演した寺島しのぶ、豊川悦司の2人と語らう中で女優業の私生活に与える影響を明かした。

 大ベテランの豊川が「今日、舞台初日なのに台本がどこを探しても見つからないって夢をよく見る。見たくて見たくてしようがないって夢を今でも全然見る。相当、病んでいるなあと朝起きて思うけど」と明かすと、「職業病でもあるけど、私生活で感情が出しづらくなるのってあるなと思いました。私生活で自分の感情を抑えられるようになってきちゃったというか」と広末。

 寺島が「それって良くないんじゃない?」と言うと「すごく良くないと思うんですよね」と返答。

 「どこかから客観視しちゃっているのかな? 出産を初めてした時に長男が出てきた声を聞いた時に『うわ〜、泣きそう』って思ったんだけど、『ここで泣いたらドラマみたいだ』と思って我慢しなきゃって思って。その話を妹にしたら『そこ、泣いていいところだよね』って言われて」と続けると「台本だと答えがあるから、泣いていいとかなんだけど…」と話した。

 聞いていた豊川も「私生活のドラマチックな瞬間を俯瞰(ふかん)で見るクセはついちゃったかなって気がする、自分の中で。子どもが生まれたりとか、親が死んだり時に素直にそこに飛び込んでいけないみたいな。俯瞰で見ちゃうのは、俳優業の副作用じゃないけど、『あれ? これ、どこかで芝居で使えるかもしれないな』って、その時の感覚を覚えておこう、メモしておこうって自分の中でって」と話すと、「自分の中では初めてのことだけど、芝居の中では予行演習のようにやっちゃっているシーンとかあるわけじゃん。そうすると、本物の瞬間の時に感動が薄れちゃう自分がいるっていうか」と続けていた。

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