平原綾香、徹子の部屋で亡き父への思い 平原まことさんは「音楽の師匠」

歌手、平原綾香(38)が30日、テレビ朝日系「徹子の部屋」(月〜金曜後1・0)に出演。昨年11月に胃がんのため死去した父のサックス奏者、平原まことさん(享年69)への思いを語った。

5年前、番組に親子で出演し、父の演奏で歌唱した平原は「一生の思い出です。徹子さんの前で一緒に吹いて歌えてよかったねと」。当時の映像が流れると、「父のサックスの音はつらくなっちゃうから聴けなかったんですけど、一緒に徹子さんと聴けてよかったです」と涙ぐんだ。

平原は1年8カ月に及んだという父の闘病を振り返り、「早く元気になって父もサックスを吹くんだと思っていました。楽器を吹くために生まれてきたのかなっていう体と横隔膜の動き、すべてが高性能。何でもできたからこそ、病気で倒れてサックスが吹けなかったことは人一倍つらかったと思う。だけど絶対につらいとは言わなかった」と回顧。「家族でもっとコンサートをやって勉強させてもらいたかったし、歌に悩んだときは父に聞いていましたから、私にとっては音楽の師匠。もっと聞きたいことがたくさんあったんですけどね」と吐露した。

父から言われた「音楽は奏でよう、上手く歌おうとするのではなく、響かせる」という教えを大事にしているという。平原は「上手く歌えない時って、歌おう、歌おうと思って声を出しているけど、ふと我に返ってリセットして歌いだすことが多い。調子が悪い時は歌わない、響かせるだけと唱えてやっています」と心掛けていることを明かした。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね♡
URLをコピーする
URLをコピーしました!

この記事を書いた人

アフィリエイター初心者です!よろしくお願いします。

目次
閉じる