66歳で急死した笑福亭笑瓶さんの弟弟子、笑福亭晃瓶(62)が22日、ラジオ大阪「hanashikaの時間。」に出演し、師匠の笑福亭鶴瓶から「残念やった」と連絡があったと明かした。
晃瓶は、笑瓶さんと同じく鶴瓶の弟子で、笑瓶さんが筆頭弟子、自身はすぐ下2番目の弟子になる。
この日、ラジオの冒頭で「うちの兄弟子がね、すぐ上の先輩なんでね。付き合いも40年近くになります」と切りだし、笑瓶さんの急死を伝えた。
「ほんと急にね、急なことやったんですよ。僕も信じられない中でね。今日も心配でね」
笑瓶さんは21日朝に倒れ、救急搬送されたという。晃瓶によると、同日深夜に一門メールで倒れたことが伝えられていたが、晃瓶自身は翌朝に備えた早寝で「朝4時ごろメールを見たんです」。その後、この日朝の仕事を終えたのが午前10時ごろで、10時6分に亡くなったという連絡を受けたという。
「そこからはバタバタでね。うん。もう、思いっ切り泣いてね、今はすっきりしてるんですけど。でも人って亡くなんねんなってね。改めてね。こんなに近い人が、お兄さん亡くなるなんて思ってなかったですから」
師匠の鶴瓶からは、電話で訃報を告げられたといい「『残念やった』言うてね。師匠もつらそうな声やったんですよ。そのことに、こっちが『うっ』ってなってしもてね。あんまり(その電話で)兄さんのことを話してしまうと、僕もつらいし、師匠もつらいと思うので、あかんかったっていうことだけ聞いて…」。師匠からの連絡に、感謝の思いを告げて電話を切ったと明かした。
笑瓶さんの弟子、笑福亭笑助とも話したといい「つらそうな声でね、鼻声でね」。晃瓶は、笑瓶さんの母は100歳超えの長寿であることを伝えた上で、「まさか兄さん、66(歳)でね…。まだ今も、信じられないですね」と言い、筆頭だった兄弟子をいたんでいた。