市川猿之助主演歌舞伎18日夜は代役公演も、触れず 19日昼は中止、夜以降「改めてお知らせ」

市川猿之助主演歌舞伎18日夜は代役公演も、触れず 19日昼は中止、夜以降「改めてお知らせ」

市川猿之助主演歌舞伎公演の夜公演を観劇予定の観客が手にしていたチケット

(日刊スポーツ)

歌舞伎俳優の市川猿之助が救急搬送されたことを受け、東京・明治座で上演する猿之助主演「市川猿之助奮闘歌舞伎公演」の昼の部「不死鳥よ 波濤を越えて−平家物語異聞−」は中止となった。夜の部「御贔屓繋馬」は開演1時間前の午後4時、猿之助が演じていた相馬太郎良門などの役を中村隼人(29)が務めるなど、配役を変更して行うことが発表された。舞台では宙乗りや6役早変わりをよどみなく披露し、鑑賞した70代女性は「頑張っていましたね。代役と分からないくらい。猿之助さんのお芝居と重なりました」と語った。同作には市川中車(香川照之=57)も渡辺綱役で出演。隼人とのかけ合いもあった。公演内で猿之助についてなどは触れず。中車ら出演者は終演後、メディアの前に姿は見せなかった。

この日の昼前の報道後、明治座には多くの報道陣が詰めかけた。昼の部の中止発表後、夜の部の開催状況を確認しに会場を訪れた歌舞伎ファンの60代女性は「ただただビックリしました」。猿之助については「いつも明るくて、いろんな役をされている。歌舞伎にも意欲的だったので、まさかこんなことになるとは」と動揺した様子で話した。来週分のチケットを購入していたという61歳の女性は、猿之助について「エネルギーがあり、責任感が強い人。回復して舞台に立つ姿を見たい」と語った。

明治座は今日19日の昼の部も中止すると発表、同日夜の部以降の公演については「改めてお知らせします」としている。

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