市川猿之助、スーパー歌舞伎「半沢直樹」の怪演などで強烈な存在感、おじは市川猿翁、いとこは香川照之

 市川猿之助は1975年、四代目市川段四郎さんの長男として生まれ、80年に歌舞伎座で初お目見えを果たす。

 二代目市川猿翁(三代目猿之助)はおじにあたり、市川中車(俳優香川照之)はいとこという歌舞伎一家で育ち、83年、二代目市川亀治郎を名乗り初舞台を踏んだ。98年、慶応義塾大文学部を卒業、蔵書家で知られる一面も。2012年6月、四代目市川猿之助を襲名した。

 歌舞伎だけでなく、06年、三谷幸喜演出の舞台「決闘!高田馬場」や07年には故蜷川幸雄さん演出の歌舞伎「NINAGAWA十二夜」に出演した。NHK大河ドラマ「風林火山」(07年)では武田信玄役で好演、同「龍馬伝」(10年)、同「鎌倉殿の13人」(22年)にも出演、テレビドラマでも幅広く活躍している。社会的人気を博したTBS系のドラマ「半沢直樹」では「わびろ!」のセリフが強烈な印象を残し、バラエティー番組などでも披露し、話題を集めていた。

 15年には「スーパー歌舞伎Ⅱ」で人気アニメ・コミック「ONE PIECE」で主演・演出を務め、17年10月の同公演で舞台装置に巻き込まれ、腕を骨折する重傷を負ったが、18年1月、十代目松本幸四郎の襲名披露公演で復帰していた。

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