市川染五郎「幽霊役でも」大河ドラマ「鎌倉殿の13人」再登場を熱望 義高ロスに朗報?

 歌舞伎俳優の市川染五郎(17)が3日、埼玉・狭山市民会館で行われた「大河ドラマ『鎌倉殿の13人』スペシャルトークin狭山」に出席した。

 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜・後8時)で木曽義仲(青木崇高)の息子・源義高を演じた染五郎は「冠者殿(かじゃどの)です」と劇中の呼び名であいさつ。1日の放送回で源頼朝(大泉洋)の命により現在の狭山市にあたる入間川近くで殺され、ネット上では惜しむ声が多く「義高ロス」とも言われているが、「幽霊役でもいいので、また出られることを期待して待ちます」と再登場を熱望した。

 義高の人物像は「父を信じて真っすぐ生きた男。その一方で少年ぽい表情も持っている」。青木から「父と子、最高でした。もっと演じたかったな」とのビデオメッセージが届けられ、「うれしいですね。青木さんはご自身が休みの日も僕の撮影を見に来てくれたんです。ステキな出会いができました」と感謝した。

 許嫁(いいなずけ)の大姫を演じた子役の落井実結子(8)については「距離感の近い役なので、撮影の合間にも話して仲良くなった。クランクアップの時には冠者殿と大姫の似顔絵が入った手紙をもらいました」とほほ笑ましいエピソードを披露。1日の放送で大姫が「冠者殿をお助けください」と父・頼朝に直訴する場面は感動を誘った。

 NHKの清水拓哉チーフプロデューサーは染五郎の起用について「最初はある種の賭けだと思っていたが、三谷幸喜さんが『絶対にいいから』とおっしゃったので起用した。その期待をはるかに超える素晴らしい演技を見せてくれた」。NHK局内でも染五郎の評判は上々で「今後、いろんな作品に出まくると思います。NHKのプロデューサー、ディレクターが手ぐすねを引いて待っています」とさらなる活躍に期待を寄せた。

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