市川團十郎、長女市川ぼたんの芸能事務所入りに親心「行きたい方向へ背中を押す」

市川團十郎、長女市川ぼたんの芸能事務所入りに親心「行きたい方向へ背中を押す」

「十二世 市川團十郎十年祭 特別展」の見どころを語る市川團十郎(右)と市川翠扇

(日刊スポーツ)

歌舞伎俳優市川團十郎(45)が1日、東京・銀座の歌舞伎座ギャラリーで行われた「十二世市川團十郎十年祭 特別展」オープニングセレモニーに登場した。先月、芸能事務所に所属し活動を始めた長女市川ぼたん(堀越麗禾=11)について「行きたい方向へ背中を押す」と親心を語った。

ぼたんは先月、芸能事務所「ブルーミングエージェンシー」の所属が決まったばかり。團十郎はここ4、5年ほど、進路に悩むぼたんから相談を受けていたとし「歌舞伎は(弟の)勸玄がやるんだなと感じる年ごろですから。歌舞伎俳優、日本舞踊家以外の道へ視野を広げていく環境を彼女自身が求めたので、行きたい方向に背中を押す形になった」とした。

また、「女優を目指したいのか、お母さん(小林麻央さん)みたいにアナウンサーを目指したいのか、歌を歌う人を目指したいのか、彼女が見つけられるように。妻も『一度きりの人生だから』と辞世の句を残していたので、彼女もそう思ったらしく、こういう形になりました」。

男子が継承する歌舞伎とあって「娘の境遇は分かっているつもり」とし、「(寺島)忍ちゃんも(松)たか子ちゃんもそうだった。ゆくゆくは歌舞伎ができなくなる苦悩がある。今はいろんなものを見て感じてくれたらいいなと思う。日本のみならず、世界に行ってもらいたいなというのが親心」とした。

長男の市川新之助(10)については「ゲームの間にけいこしている」と大笑い。「きのうも起きてモゾモゾけいこを始めて、終わってゲームして。のびのびと、それでいいと思います」。

この日は、妹の日本舞踊家市川翠扇(43)も参加し、亡き父である十二世市川團十郎ゆかりの展示を「懐かしい」としのび「懐かしい。泣きそうになる」。2日に初日を迎える歌舞伎座「團菊祭五月大歌舞伎」で上演する「若き日の信長」について「織田信長という人間の考え方を明るくおおらかに演じたい」と語った。

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