■観客からの質問コーナーも実施
同映画は、火・水・土・風のエレメントたちが暮らす世界を描く、ディズニー&ピクサーの最新作。川口が熱くなりやすくて家族思いな“火の女の子”エンバー、玉森が涙もろくて心優しい“水の青年”ウェイドの日本版声優を務め、8月4日に全国で公開された。公開から10日間で80万5690人の動員を記録し、興行収入は10億3520万円を突破している。(※8月14日朝10時時点)
今回のイベントでは、MCが事前に寄せられた来場者からの質問を代読するコーナーも実施。「この作品は新しいことに挑戦するストーリーでもあるということで、この夏挑戦したこと、これから挑戦してみたいことは?」という質問が。
それに対し、玉森は「僕はスパルタンレース(世界最高峰最大級の障害物レース)に出てみたいです。過酷っていう情報しかないんですけど、ちょっと自分の限界ってどういうところなんだろうなと、試してみたい気持ちがあります。ああいう動画や映像を見ると燃えるんですよね。過酷な環境で自分がどこまで乗り越えられるのか、自分の壁はどこなのか、そういうのをやってみたいです」と、過酷な挑戦に闘志を燃やしている様子。
一方、川口はしばし考えた後「ぬか床! (ぬか漬け作りを)前もやっていたんですけど、毎日触らなくなって、冷蔵庫に放置して、やっぱりやめた!というのを2、3回繰り返していて。またちょっとやりたいなと(笑)」と“夏だから”というわけではないけれど、今後やってみたいことを明かした。
■川口「え〜!かわいい」
そんな中、今回2人には内緒の演出で本作の監督を務めたピーター・ソーン氏からビデオメッセージと手描きのイラスト(エンバーとウェイドの絵)が贈られ、玉森は「これはちょっとすごい…!」、川口も「え〜!かわいい」と大喜び。
世界に1点ずつしかない貴重なイラストということで、あらためて玉森は「これヤバくないですか?1枚しかないものですもんね。空気に触れちゃうんで、家に帰ったらもっと頑丈なやつに入れ替えます。そして玄関とか目立つ所に置きたいですね。ありがとうございます!」と感無量の様子。
ピーター・ソーン監督と実際には会えなかったという川口も「こんなスペシャルな贈り物…うれしいです。めちゃくちゃかわいいです!大切にします。(飾るなら)一番目立つ所に…車のダッシュボードとか(笑)。うれしいです!」と、感激の面持ちで語った。
最後に、観客へ向けて「見終わった後にすがすがしい気持ちになれますし、本当にいろいろと教訓を得られる作品だと思いますので何度でも見ていただけたら」(玉森)、「これからご覧になる方もやさしい気持ちになっていただけると思います。たくさん笑って、泣いて、勇気を持ってもらえるような温かい作品になっているので、何度でも大切な方と見に行っていただければと思います」(川口)とそれぞれメッセージを送り、締めくくった。
なお「マイ・エレメント」と同じくピーター・ソーン氏が監督を務めた「アーロと少年」など、ピクサー過去作はディズニープラスで配信中だ。
◆取材・文・撮影=ブルータス・シーダ(STABLENT LLC)