モデルで女優、嵐莉菜(17)が20日、東京・丸の内の日本外国特派員協会で行われた初出演&初主演映画「マイスモールランド」(5月6日公開)の上映会に共演の奥平大兼(18)、川和田恵真監督と出席した。
在留資格を失った在日クルド人の少女・サーリャが自分の居場所を探す物語で、2月のベルリン国際映画祭ではアムネスティ国際映画賞の特別表彰を受賞した話題作。劇中ではサーリャと奥平演じる少年・聡太の淡い恋心も繊細に描かれており、外国人記者から「芽生えつつある恋を非常によく演じられていたが、恋愛シーンの現場はどのような感じだったか?」と問われると、思わぬ角度の質問に2人は顔を見合わせて照れ笑い。
奥平は「特別こういうことをしたよというのはないです」とした上で、「撮影当時は学生だったので、少なからず恋愛をした身として、過去の恋愛を思い出しながらやっていましたね」と告白。
恥ずかしそうに手で顔を覆った嵐は「私も意識したことはなかったんですけど、ピクニックをする機会をいただいて仲が深まって、本当に聡太とサーリャのように仲良くなりました」と述懐。「付き合う前のよく分からない関係というのは、私自身もドキドキしたときはあります」と照れながら明かしていた。