タレントの山田邦子が18日、小劇場・楽園で(東京・下北沢)で行われた「スタンダップコメディ・サマーフェス2023」に、清水宏、ラサール石井、ぜんじろうらとともに登場した。
「スタンダップコメディ」とは、今起きていること、社会や世界のことをなんでも笑いで突っ込む、自由と民主主義のエンタメだ。
ぜんじろうは、山田の出演を絶賛。その理由を「自分の意見を乗っけられるってことかな。今まで日本の女性芸人で自分の意見を乗っけて出てきた人、いないんですよ。それは(社会が)女性の意見を聞き入れなかったから。初めてパイオニアとして80年代にいろんなことを背負って出てきはった方で、日本の女性の意見をわらかしながら伝えていただきたい」と、今後もスタンダップコメディの出演を要望する。
山田も〝手応えアリ〟の表情で「出てきたら友達やファンがいてくれたので(笑い)。ネタの方向で考えてきたけど、他の方のを聞いているうちにメラメラと…」と即興などを交えたパフォーマンスだ。
また、12日に急死したタレントのryuchellさん(享年27)について言及。昔と比べて「ネットとかSNSとかそういう時代になっちゃったっての大きな違いじゃないですかね。でも、強く生きれば、面白いと思えば、どんどん利用できる時代でもある」と、SNSなどを味方につけることができればと考えているという。
清水宏は22日の公演テーマ「多様性ナイト」を企画する際に、ryuchellさんを起用する案があったようで、訃報を人一倍悔やむ。「僕は痛恨というか、ショックでした。あの人は戦ってらしたし、もっとはやくスタンダップコメディが世に広まっていれば…」とコメント。少数派が多数派に向けて笑いを駆使してメッセージを届けられる同舞台だけに、さらなる周知を自身に課した。