タレントの山瀬まみ(52)が27日、テレビ朝日系バラエティー「新婚さんいらっしゃい!」(日曜後0・55)のアシスタントを卒業した。落語家・桂文枝(78)も司会を勇退した。
文枝の「いらっしゃ〜い!」のギャグで新婚夫婦をスタジオに招き入れて、突拍子もない夫婦の発言に、椅子から転げ落ちる様子がトレードマークとして親しまれてきた同番組。文枝は1971年の放送開始から約51年間、休むことなく司会を担当した。2015年7月には、番組開始から15年6月7日放送分までの44年127日が「同一司会者によるトーク番組の最長記録」としてギネス世界記録に認定。山瀬は97年から25年間、アシスタントを務めた。
名コンビでの放送は、この日がラストということで、約50組の元“新婚さん”カップルがひな壇で観覧。過去に登場した面白カップルを振り返り「胸キュン!純愛部門」「理解不能!お国言葉部門」「アメイジング!国際結婚部門」「予想外!ハプニング部門」でそれぞれ大賞を選んで盛り上がった。
山瀬は「25年間お世話になりました。ほぼ人生の半分。楽しかったです。視聴者のみなさん、ありがとうございました。そしてなにより、『新婚さんいらっしゃい!』という番組を選んで出場してくださった新婚さん、ご縁をいただきありがとうございました。毎週こんなに楽しい仕事ってあるんだなって思いました。皆さんの人生の1ページを私たちが彩れたかなって思うと、素敵な仕事をさせていただいたなと思います。これからもみなさんがずっと元気で幸せでありますように。ありがとうございました」とコメント。目に涙を浮かべながら文枝とあいさつを交わしていた。