俳優の山崎賢人(28、※崎=たつさき)、吉沢亮(29)、大沢たかお(55)が3日、大阪市内で行われた映画『キングダム 運命の炎』全国舞台あいさつツアーin 大阪に登場し、大歓声を浴びた。
原泰久氏の人気漫画を実写映画化する『キングダム』シリーズの最新作。中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信(山崎)と、中華統一を目指す若き王・エイ政(えいせい/吉沢)の活躍を壮大なスケールで描く。第3弾となる今作は、信がエイ政から秦軍の総大将を任命された王騎(大沢)とともに、復讐に燃える趙からの侵略に立ち向かう「馬陽(ばよう)の戦い」が繰り広げられる。
イベント冒頭、最新の興行成績が発表された。7月28日に公開され、きのう2日までに108万人を動員、興行収入15.4億円を突破したという。これが今年の実写映画(洋画・邦画)のオープニングNo.1記録だと紹介されると、客席から「おめでとう!」と声があがった。
キャストは2日間かけて全国舞台あいさつツアーを敢行し、2日は北海道(札幌)と福岡(博多)、3日は大阪(梅田)、愛知(名古屋)をめぐる。主演の山崎は「大阪の皆さんのこの熱気を感じてうれしい。きのう、北海道と福岡にも行ってきたんですけど、温かく迎えていただいた」と喜びをかみしめた。
吉沢は「最高傑作ができた自信があった」と盛り上がりを実感し、大沢は「夢に向かって突っ走る勢いは、男女・年齢問わず胸を打つんだな」と充実感をにじませた。多忙ながら、3人とも疲れをまったく感じさせず、大阪にちなんだボケ・ツッコミありのトークで盛り上がった。