タレントの山口もえ(47)が7日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」(日曜午後1時30分)に出演。「オールスター内閣発足SP」と題し、おなじみの委員会メンバーが「〇〇大臣になったらどうなるのか!?」を特集した。
NPO法人「あなたのいばしょ」理事長の大空幸星氏(25)が社会福祉担当大臣に“就任”し、目玉政策として「大きな社会」構築計画を掲げた。<1>社会奉仕活動の義務化<2>市場原理を活用した強い社会福祉制度の創設<3>現役世代の負担感を軽減する。具体的な政策を説明した。
慶応大学在学中に、「あなた−」を設立。孤独対策の実現、若者の社会参画に取り組んでいる大空氏は「日本の社会福祉は危機的な状況です」と具体例を挙げながら、“大臣”として熱弁を振るった。
パネリストら「大空大臣」の政策を「却下」するか、「認定」するかを議論した。元経済財政担当相で経済学者の竹中平蔵氏は「義務化と市場原理というのは矛盾を感じる」と指摘し、「却下」した。
「古い」と否定するパネリストもいたが、山口は「大空さんのアイデアは最新だと思います。古くないと思います。いまの若者ってSNSとかネットとかでみんなんでつながっている感覚があるんだけれども、孤独なんですよ」と話し、「ボランティアによって社会福祉活動することで人とのつながりを作ることは絶対に大事だと思う」と言葉に力を込めた。
双方向性の社会福祉活動の重要性を訴える大空氏。
政治ジャーナリストの青山和弘氏は「大空さんは“大臣”なんかになるよりも、社会起業家として、日本を代表する人になって、若者が続いていけるような存在になるほうが日本のためになる」とエールを送った。
この意見に山口は「私も、青山さんと同じで、“大臣”にしておくのはもったいないと思います。それぐらいの人材で、なんか、大臣なんかならないで、やったほうがいいと思う」と大きな期待を寄せた。