“音楽会の大谷翔平”誕生に期待
お笑いタレントの小籔千豊が11日、都内で行われた『アポロ アマチュアナイト ジャパン 24-25』の開催発表会見に出席。とにかく明るい安村のブレイク理由を語る場面があった。
2024年で創立90周年を迎えるエンタテインメント劇場「APOLLO THEATER(アポロシアター)」の独占ライセンスを得て、この度『アポロ アマチュアナイト ジャパン 24‐25』の制作・開催が決定。同大会のメインアンバサダーを務める小籔は「えげつないプロジェクトが始まりそうやのに、アンバサダーなったからには大会を盛り上げ、日本からすばらしいアーティストを世界へ送るお手伝いができるということで、大変ワクワクしています!」と声を弾ませた。
報道陣より「日本人が世界で活躍するために必要なことは何か」と問われると「圧倒的なスキル、熱意が必要というか、世界で売れるという覚悟ですかね」と答え、「大谷(翔平)さんを見ていても、僕とは全然違うと思う。自分を律すること、大きい希望を持つこと。それを大谷さんはお持ちで、僕には大きく欠落していたなって日々感じています。アーティストの大谷翔平みたいなのが出てきたくれたら、同じ日本人として誇らしいです」と期待した。
イギリスのオーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』への出演をきっかけに、大ブレイクを果たしたとにかく明るい安村には、覚悟があったのかという質問も。日本のお笑いは、言語の壁さえ超えたら海外でも通用すると思っていたそうで「安村は、言葉の壁を越えやすい芸を持っていためちゃくちゃおもろいやつ。もともと面白い子ですし、あのネタも面白いので」と称賛し、「英語をマスターするか、言葉があまり必要ない芸をするのか。他にもチャンスを持っている人はいるかなって思います」と持論を語った。
開催発表会見には、シンガー・ソングライターの山本彩、MCとしてDJ TAROも出席した。
ニューヨークのアポロシアターで開催される「アマチュアナイト」は、独自の大規模オーディションであり、ニューヨークで最も長く続いてきたイベントの1つ。1934年以来、エラ・フィッツジェラルドやスティーヴィー・ワンダー、マイケル・ジャクソン、ローリン・ヒルなど世界的スターを輩出してきた。今回は、歌・ダンス・ラップ・楽器演奏など、世界に通用する実力派の音楽パフォーマーを募集。年齢・国籍は不問で、芸能プロダクションやレーベルなどに所属したり、契約を交わしていない方が対象となる。同大会の決勝ラウンドの優勝者には、1万ドル(支払いは日本円)と、「アマチュアナイト」への出演権が贈られる。ENCOUNT編集部