小林武史氏、千葉県「百年後芸術祭」でアイナ・ジ・エンドらコラボのライブ開催

小林武史氏、千葉県「百年後芸術祭」でアイナ・ジ・エンドらコラボのライブ開催

千葉県誕生150周年記念事業「百年後芸術祭」企画発表会に登壇した小林武史氏(撮影・村上幸将)

(日刊スポーツ)

音楽プロデューサーの小林武史氏(64)が28日、千葉市の青葉の森公園芸術文化ホールで開かれた、「百年後芸術祭」企画発表会に、千葉県誕生150周年記念事業総合プロデューサーとして出席した。席上で、自ら総合プロデューサーを務め、9月30日から24年5月26日まで市原市、木更津市、君津市、袖ケ浦市、富津市で開催する「百年後芸術祭〜環境と欲望〜内房総アートフェス」の企画を発表した。

小林氏は、木更津市に2019年(平31)11月に農業、食、アートをテーマとした複合施設「KURKKU FIELDS」をプロデュースし、オープンした。同所で10月21日に限定特別イベント「円都LIVE」を開催する。同氏は「日本語で言うところの、ご縁、円周率の円、園、苑…いろいろな意味を横断する。僕は音楽という時間軸の中の表現。僕は、ある種のイベント性みたいなもの…良い意味で、どうやって頭角を現すかを考えた時、イベント、時間軸で表現するものの新しい形をイメージしていた。映像、音楽、コンテンポラリーダンス…歌い手を入れるバージョン、歌い手とのコラボ。10月21日にKURKKU FIELDSで行う」と、まずは趣旨について説明した。

そして、タイトルにある「円都」を引き合いに「これでピンとくる方は、年齢が少し高い」と言い、笑みを浮かべた。そして「28年前かな。YEN TOWN BANDがアルバム、シングルが1位になるなど話題になった音楽映画『スワロウテイル』から端を発し、欧州、アジアでもカルト的なファンが生まれた『リリイ・シュシュのすべて』もある」と、96年の映画「スワロウテイル」でCHARA、01年にSalyuを産んだ「リリイ・シュシュのすべて」と、岩井俊二監督(60)が音楽をテーマにした2本の映画について触れた。

その上で、アイナ・ジ・エンドが映画に初主演する、岩井監督の最新作「キリエのうた」(10月13日公開)の名を挙げた。「僕と岩井くんの3作目の映画となる、10月13日に東映で公開の『キリエのうた』の主演の、アイナ・ジ・エンドの『キリエ』の3組を合わせてコラボレーションするライブをやります」と「円都LIVE」は、YEN TOWN BAND、Salyu、アイナ・ジ・エンドがコラボしたライブになると明らかにした。

小林氏は「百年後芸術祭」全体について「東京湾を挟んだ房総半島、千葉県にしかない自然の豊かさがある。だからこそ、出来る芸術祭とは何か? 出来ることなら、この先も新しい力が加わっていけるような新しいムーブメントを託していきたいと、本当に思っています」と、冷静な口ぶりながら、熱い思いを語った。

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