小平奈緒さん 現役時代を振り返り、涙ぐみながら「“家族なんて最後でいいのよ”って…それが本当の家族」

 スピードスケートの18年平昌五輪女子500メートル金メダリストで、現役引退した小平奈緒さん(36)が1日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月〜金曜後1・00)にゲスト出演した。昨年10月の現役引退後は、母校・信州大学の特任教授として教壇に立っている。

 司会の黒柳徹子に「お母さまは、ダメという言葉をなるたけ使わないようにしていたんですって?」と聞かれた小平さんは「そうなんです。ある時、私が小学校の大会で表彰台に上がれなかった時があったんですね。常に表彰台に上がれるように頑張っていたので、凄く悔しくて表彰式に行かなかったことがあったんです。その時に母が“表彰式を準備してくれている役員の人たちだったり、表彰式を待っている競い合った仲間たちの気持ちが想像できないの”って叱ってくれたんです」と明かし、「表彰式行かないとダメじゃない、じゃなくて、人の気持ちを考えなさいっていうことを言ってくれて、それが本当に私が1番初めに、人の気持ちを想像するってどういうことなのかっていうのを学んだきっかけになりました」と話した。そして、「自分が悔しいから表彰式に行かないっていうふうになっちゃうんじゃなくて、自分の周りの人たちはどうなのかなっていうところを考えるきっかけになりました」と振り返った。

 また、家族について、「実は(2月に)金メダルを獲って、メダルを見せられたのが、いろんな所にあいさつ回りに行った1番最後だったんです。1番最初にメダルを首にかけてあげられなかったんですよね。それで(3月に)“メダルかけてあげるの1番最後になっちゃってごめんね”って言ったら“家族なんて最後でいいのよ”って言ってくれて」と涙ぐみ、声を震わせながら「それが本当の家族だなっていうふうに思いましたね。いつも信じて見守ってくれていたのが家族だったのかなと思います」と話した。

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