お笑いタレントの小島よしおが7日放送のチバテレ「白黒アンジャッシュ」(火曜・後10時)にゲスト出演した。
2007年に「そんなの関係ねぇ!」のネタでブレイクした小島。売れ出した頃、ライブでは盛り上がっていたが「オーディションは全然受からなかったんですよ」と振り返る。悩んでいた頃、営業でアンジャッシュとともにする機会があり、「渡部さんが僕のネタを見ててくれてて。で、その時も“やや受け”くらいな感じだったんですよ。そしたら(渡部建が)『よしおさあ、ちょっと速いな。テンポが速い』って」と指摘を受けたという。
当時の会話を思い出し「生まれて初めて聞いた単語だったんですけど」という「BPM」(ビーピーエム)というワードが渡部の口から出たそうで…。「ビートパーミニッツっていう」と小島が言うと、渡部は「音楽の速度を表す単位なんだけど」と説明した。
小島によると、渡部からは「『(BPMが)136くらいじゃないか、って。クラブで一番盛り上がるのが120とかそのくらいだから、落とした方がいいんじゃない?』って」と言われ、ネタを聞こえやすくするためにもテンポを落とすことを提案されたそうだ。
そのアドバイスを小島は「分かりました」と受け入れ、「テンポを落としたらオーディションにも受かるようになって。世に出れたんですよ。命の恩人というか」と感謝。渡部は「その話、色んなところでしてくれるもんね」と笑顔を見せ、児嶋一哉は「すごい話だよね」と感心した。