アイドルグループ「マジカル・パンチライン」を卒業し、女優の道へ歩み始めた小山璃奈が17日、都内で1st写真集『Last Teen』(ワニブックス)の発売記念イベントを開催。イベント前に囲み取材に応じた。
同写真集は、“19歳、ひとり自転車旅”をテーマに、東京湾フェリーに乗り千葉へ渡った小山が、民宿やキャンピングカーに泊りながら、海で遊んだり、朝食を作って食べたり、部屋でくつろいだりと気ままな旅を楽しむ様子に密着。水着カットに加え、初めて披露する下着姿も注目の1冊となっている。
自身初の写真集が完成した感想を聞かれた小山は「10代最後ということで、19歳の9月に千葉で撮影させていただいたんですけど、写真集を出すことは私の中で夢の1つでもあったので、こういう風に写真集を出させていただけたことに感謝しています」と喜び、「10代らしさが詰まった素敵な作品だなと思いますので、ぜひたくさんの方に見ていただきたいなと思います」とアピール。
印象的なカットを聞かれると「フェリーに乗ったのが初めてだったので、すごくワクワクしましたし、旅がテーマということで、旅感がすごく出ていたのでよかったなって思います」と答え、楽しかったことを追求されると「制服のカットでお水を浴びたことや、私は鳥が大好きなんですけど、フェリーの周りにカモメがたくさん飛んでいて癒されました(笑)」とにっこり。大変だったことについては「天気が不安定で、風が強かったり、撮影中に急に曇っちゃったりしたのが大変だった部分かなと思います」と振り返った。
お気に入りには、ベッドの上で髪を触っているカットを挙げ「いつも決めカットを撮っていただくことが多いんですけど、このカットは自然というか、私の中では素っぽい表情なんですけど、なかなか素の表情をお見せする機会ってないと思うので、自然で個人的にいいなって思いました」と声を弾ませ、同写真集を自己採点するようお願いされると「100点です!とっても素敵に写真を撮っていただいて、ロケーションも素敵なところを選んでいただいて、私にとって宝物になりました」と胸を張った。
来年の抱負を聞かれると「お仕事ではいろんなことに挑戦したい気持ちがあって、個人的にはファッション誌の専属モデルになることが夢なので、それは絶対に叶えたいなと思っていて、演技ではドラマや映画の経験がないので、どんどんチャレンジしていけたらいいなと思っています」と意気込み、憧れの人については「新木優子さんがすごく好きなので憧れです」と打ち明けた。
また、来年の3月に20歳の誕生日を迎える心境と、10代のうちにやっておきたいことを聞かれた小山は「20歳になる実感がまだなくて、あっという間に10代が終わってしまったなという感想なんですけど、高校を卒業してから友だちと遊ぶ機会が減ってしまったので、残り2ヶ月ですけど成人式もあるということで青春できたらなと思います」と答えた。
なお、現在、人気アニメ『ラブライブ!』シリーズ初のミュージカル『スクール アイドル ミュージカル』で天草ヒカル役として出演している小山。12月15日に東京公演を終え、来年1月25日からは大阪公演が始まるが、同ミュージカルに出演しての感想を聞かれると「初めてのミュージカルで最初は不安とか緊張もあったんですけど、いざやってみると本当に楽しくて、来てくださった方にも『よかった』っていう声をたくさんいただいたので嬉しかったです」と笑顔で語り、『ラブライブ!』で好きなキャラクターを尋ねられると「南ことりちゃんが好きです。フワフワしたキャラクターがアニメでは好きです」と語った。