漫画史に残るSF作品「コブラ」などで知られる漫画家の寺沢武一(てらさわ・ぶいち)さんが8日、心筋梗塞のため死去した。68歳。北海道旭川市出身。
寺沢プロダクション代表の古瀬学氏は公式SNSで「3度の脳腫瘍の手術を経ても、コブラその人のような生命力で生き抜いてきた寺沢武一でしたが、今回は本人も不意打ちを食らってしまったのでしょう。心筋梗塞でした」と報告した。
アニメ演出家の難波日登志氏は自身のSNSで「寺沢武一先生の訃報に驚いています。TV版のスペースコブラ(1982〜83年)では原画で参加してました。当時の絵を最近、発掘したんですよ。全くのヒヨッコで下手っぴですが、思い出がいっぱいあります。『コブラ』大好きでした!寺沢武一先生、素晴らしい作品をありがとうございました!」と追悼、感謝した。