寺島しのぶ 瀬戸内寂聴さん役の映画で剃髪もフランス人の夫は大喜び「私は大ファンと思った」

 女優の寺島しのぶ(49)が3日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月〜金曜後1・00)にゲスト出演。映画のために剃髪(ていはつ)したことについて語った。

 この日は10歳の長男・寺嶋眞秀(まほろ)くんと共に出演した寺島。11日公開の映画「あちらにいる鬼」では尼僧で作家の瀬戸内寂聴さん(21年死去)をモデルにした役を演じ、仏門に入るシーンで実際に剃髪を行った。

 司会の黒柳徹子が「しのぶさんは映画の撮影で人生初、髪の毛を全部そり落とすっていうんでしょう。お母さまの純子さんはなんておっしゃいました」と母で女優の富司純子の反応を尋ねると、寺島は「“頭の形がいいといいわね”って言ってました」。父で歌舞伎俳優の尾上菊五郎の反応については「父は私がこの格好で上に上がって行ったら、母のお兄さん、その人だと思って“おじちゃんだと思った”って言ってました」と笑ってみせた。

 自身としては「なんか不思議なもので、結構ドキドキはしてたんですけど、一度そると何か心が凄く洗われたような感じになって、不思議な気持ちになりましたね」と回顧。「お芝居がというんじゃなくて、一度リセットしたっていうか、だからいい機会を与えてくれたなと思いました。劇中でそり落としているところもそのまま使っているんですけど」と語った。

 瀬戸内さんに実際に会う機会はなかったというが、「映画のことも寂聴さん知ってらっしゃって、とても楽しみにしてくださっているというのは聞いていたんですけど。でも実際に出来上がったものを何とおっしゃるか見ていただきたかったですね」と話した。

 眞秀くんは寺島の丸刈り頭について「ちょっとだけ気持ち悪かった」と苦笑した。寺島は「すっごいびっくりしてました」としたものの、「主人は本当にあたしのスキンヘッドが好きで。交際してる時から“絶対スキンヘッドにしろ”って言ってて。“それはできない”って言ってたんですけど、今回この映画がチャンスで、もう1人だけカウントしてましたからね、“あと何日でしのぶはそる”みたいな」と驚きの告白。「得度式の(撮影の)時も“早くそったんだったら電話ちょうだい”とか言って、Zoomで“こんなんなりました”みたいなこと言ったら“ワオ―”とか言って」と大喜びだったと明かした。

 黒柳が番組を見学に訪れていた寺島の夫でローラン・グナシア氏に「ローランさん、しのぶさん、頭そった時どうでした?」と話を振ると、グナシア氏は「私は大ファンと思った」と絶賛した。黒柳が再び眞秀くんに「あなた嫌だった?」と問いかけると、眞秀くんは「うん」と一言。だが現在は眞秀くんが丸刈りにしており、寺島は「でも今や自分が」と笑ってみせた。

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