吉本新喜劇ＧＭのタレント、間寛平（７２）が３０日、大阪市内で「第二回 吉本新喜劇ＧＭ月例会見」を行った。以下主な一問一答。
寛平 「１カ月経つんですけど、ちょっとずつ進んで変わってきました。新喜劇がよぉウケるようになりました。先週の新喜劇は大爆笑。若手もヤル気を出してます。（２５日、座員３０人と面談を行ったことを明かし）１人１人何がしたいか聞いて、１人見つけました。松本慎一郎（４０）。芸歴２０年、１回もウケたことがない。スゴない？ ２０年、笑い１個もないねんで。全然うけへんねんて。この子、いけるんちゃうかなって。（高知競馬で１１３戦全敗した）ハルウララ！ いつ、勝てるんやろみたいに今度はウケるやろて見に行って、またすべる」
（続けて）「なんとかならんかなぁという子も見つけました。岡田直子（３７）。顔も特徴あって、しゃべりも達者。腕もある。なんでこの子が売れへんねやろって考えたら、あの子がしゃべったあと、なんかイライラせぇへん？」
司会の座長・すっちー（５０） 「全員が感じてます」
寛平 「イライラさす芸人になれ、と。そっちで育っていったらえぇんちゃうかなとか、いろいろ考えて寝れない」
すっちー 「自分のこと、めちゃめちゃえぇ女やと思ってしゃべるんです。住んでる部屋の真上と右隣が風俗店。そんな中、がんばってる子です」
（寛平は、３３年ぶりの新喜劇座長公演をなんばグランド花月で５月１８〜２４日に１７公演開催）
寛平 「緊張するね。偉そうに『今の新喜劇は昔と違う』とか言うてるやん。言うてる以上、なんやねんって思われたくない」
（質疑応答）
−−座長公演で新ギャグ、キャラクターは
「全く考えてません。コテコテの、これが昔の新喜劇やと。わかりやす」
−−ＧＭとして、目安にしている期間は
寛平 「半年くらいですね。例えばセカンドシアターを起ち上げる。ＮＧＫの下にあるから、吉本のもんやと思てるけど、あれは借りてやるからお金もかかる。お客さん、３００人入れなアカン。もうちょっと小さいとこに変わってもいいやんと、道頓堀ＺＡＺＡに変わってるかも。大変なんですよ」
