宮沢りえ、主演作に賛否両論覚悟「逃げたくないという気持ちになった」

宮沢りえ、主演作に賛否両論覚悟「逃げたくないという気持ちになった」

(テレ朝news)

女優・宮沢りえ(50)が14日、都内で行われた映画「月」(石井裕也監督)の公開記念舞台挨拶に登壇した。
実際の障害者殺傷事件を題材にした作家・辺見庸氏の同名小説が原作。企画の故・河村光庸プロデューサーがもっとも挑戦したかったという作品で、宮沢は深い森の奥にある重度障害者施設で働くことになった元・有名作家の堂島洋子を演じた。
宮沢は、「河村さんと最初にお会いした時に映画についての熱意を伺って、殺伐とした今の世の中で生きていくために保身をしてしまう自分にもどかしさがあった」と明かし、「この作品を通して、もどかしさを乗り越えたいという気持ちが強く湧いた。賛否両論ある作品になるだろうなと思ったけど、ここから逃げたくないという気持ちになった」と振り返った。
また、完成した作品を見て、「みなさんとこのことについて、見る側、作った側ではなく、隔たりを越えて考えたりしていきたいと思いました」と力説。最後は、「日々生きていく中で、見たくないもののふたを開けるのはすごく勇気がいること」と語り、「考えるきっかけになるような映画であってほしいし、記憶にべったりとこびり付く作品として広がっていってほしい」と願った。

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