元巨人投手で巨人女子チーム監督の宮本和知氏(59)が、20日放送の日本テレビ系「しゃべくり007」(月曜後9・00)にゲスト出演し、球団史上に残る大記録の舞台裏を明かした。
この日は長嶋一茂、定岡正二氏、元木大介氏と巨人OB4人が集結し、昔話に花を咲かせた。スタジオでは、槙原寛己投手が1994年5月18日の広島戦で成し遂げた、平成唯一の完全試合の話題になった。
しかし宮本氏は、槙原氏にまつわる驚くべき事実を明かした。「完全試合をやった2日前、彼、事件を起こしているんです。門限を破って夜、遊びに出てたんです。それを見つかって。その翌日に彼は先発でしたから、“罰金はお前の明日のピッチングを見て金額を決めるから”って」。スタジオにはどよめきの声が上がった。
一部始終を知っていた宮本氏は、槙原氏の登板と罰金の行方をかたずを飲んで見守っていたという。一つ一つアウトカウントを重ね、パーフェクトを継続していく姿に、宮本氏は「やっちゃうよ…これ、罰金どころか賞金だぜ!?って。それで完全試合」と回想。「くりぃむしちゅー」有田哲平は「よっぽど罰金が嫌だったということですね?」と笑わせていた。