宝塚歌劇団、遺族側面会受け「改めて正式な謝罪を申し上げる機会をいただけるよう努めたい」

宝塚歌劇団の25歳宙組団員が9月に転落死した問題で、遺族側代理人弁護士が27日、劇団側との代理人面談交渉について、内容を明らかにした。

遺族側代理人はこの日、署名で会談内容を発表。パワハラを否定する劇団に対し、あらためて劇団に謝罪と補償を求め、「パワハラが否定されたままで、本件につき合意解決することはありえない」とした。

これを受け、同日夜、劇団もコメントを発表。「弊団は、ご遺族の大切なご家族がお亡くなりになったことについてたいへん重大なことと受け止めており、冒頭でご遺族に対する謝罪の気持ちをお伝えいたしました。弊団としては、今後、お話し合いの場を持たせていただき、11月14日に公表した調査報告書の内容のみにとどまることなく、ご遺族のお気持ちやお考えを真摯(しんし)に受け止め、誠実に協議してまいる所存です」とした。

また、遺族側には「改めて正式な謝罪を申し上げる機会をいただけるように努めてまいりたい」とも伝えた。

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