宝塚歌劇団 宙組生遺族代理人と3回目話し合いも「公表できる事実はございません」パワハラ認め謝罪報道も

 宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)は24日、「ご遺族代理人とのお話し合いについて」と文書を発表した。

 宝塚は「このたびの宝塚歌劇団宙組生の急逝を受け、ご遺族の皆様には心よりお詫び申し上げます」と謝罪の言葉を記した後に「本日、当方代理人を通じて、今回の件に関するご遺族代理人との三回目のお話し合いをさせていただきました」と3回目の話し合いを行ったと報告。そして「なお、お話し合いの内容について一部報道がなされておりますが、現時点で決まったものはなく、公表できる事実はございません。引き続き誠実に協議してまいります」とした。

 この発表前には、共同通信が「歌劇団の親会社阪急阪神HD側が歌劇団関係者らのパワハラなどがあったことを認め、遺族側へ謝罪する意向を固めた。当初、調査報告書で否定していたハラスメント行為を認める方向にかじを切った形だ」と報道している。

 歌劇団側は、昨年11月に公表した調査報告書で長時間の活動などによる強い心理的負荷を認めた一方、いじめやハラスメントは「確認できなかった」と認めず。報告書公表時の会見では、村上浩爾理事長(当時は専務理事)が「(いじめがあったと言うなら)証拠を見せていただきたい」と発言。SNSなどネット上で非難されていた。歌劇団はその後、パワハラを否定する調査報告書を公式サイトから削除した。

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