安田章大 色付き眼鏡をかけている理由 「世の中、日本で認知してもらいたい」訴え

 「SUPER EIGHT」の安田章大(39)が9日放送のNHK・Eテレ「スイッチインタビュー」(金曜後9・30)に出演。色付きの眼鏡をかけている理由を語った。

 がん専門の精神科医としてケアにあたる腫瘍精神科医・清水研氏との対談を熱望し、実現。安田は2017年に脳腫瘍を患った際、清水氏の著書を手にし、自身の経験も重ねてのめりこむように読んだという。

 32歳の時に病気が発覚。12時間に及ぶ大手術を受けた。翌年には胸椎と腰椎を骨折。「実は、お風呂の浴槽につかってたんですけど、そのまま術後てんかんが起きたんです」と入浴中、開頭手術の影響によるてんかんが起きる事故だったと明かした。

 後遺症で強い光を避けるためにサングラスが欠かせなくなった。「光過敏の方々が色付きの眼鏡をつけることを、世の中、日本で認知してもらいたいと思う」と訴えた。

 「冷静に考えると、色眼鏡をつけていること自体に納得しているようで納得してなかったり。自分にとってまだストレスになってるんやろなって思うし。だけど向き合わなきゃ、付き合わなきゃいけない。ありのまま出すこと、表現することが、見てくれてる方にとって勇気とか希望につながるんじゃないのかなって思っているから。アイドルとしてやり続けているんです」と大病をしても芸能活動を続ける理由を明かした。

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