■「恋をすると人って怠け者になるんだ」
同作は、恋に本気になれない6人の男女が織りなす群像ラブストーリー。恋愛経験ゼロの純を広瀬が、刹那恋愛主義の柊磨を松村が演じる他、早婚レス妻・響子を西野七瀬、ワケありシェフ・要を藤木直人、パパ活女子・アリサを飯豊まりえ、不思議系陰キャ・克巳を岡山天音が演じる。
第4話ラストで互いの思いを確認し合い、結ばれた純と柊磨。第5話では、初めての恋にのめり込み過ぎて仕事に身が入らない純の姿が描かれた。
同じベッドで目覚め、幸せな時間を過ごした純は「知らなかった…。恋をすると人って怠け者になるんだ」とすっかり夢心地。だが、「恋って悪くないね」と幸せを感じていられるのは、一緒に過ごしている時間だけ。離れている時も柊磨のことばかり考えてしまい、「変だよね、私…あのことで頭がいっぱいで仕事に手がつかなくなるなんて。もう異常者だぁ〜」と自己嫌悪に陥った。
■純、誰にでも優しい柊磨に心の中は嫉妬の嵐…
さらに、柊磨が他の女性に優しくする姿を見るにつけ、嫉妬は最高潮に。柊磨から距離を置くなど、ジェットコースターのように感情が上下する純の混乱ぶりは、本気の恋をしているからこそ。
そしてラストでは、そんな純を柊磨が大きな包容力で包み込む展開が待ち受けていた。「何かあった?もしかしてさ…俺、避けられてる?」と優しく問い掛けた柊磨に、はじめは強がっていた純。だがすぐに、その背に抱き着き「ごめん、実は避けてた…」「ダメなんだよね、私。嫉妬深いし、臆病だし、心配性だし」と、苦しい胸の内をさらけ出した。
恋をすることで押し寄せてくるさまざまな感情に翻弄(ほんろう)される純。その姿に「切ない」「私も恋したら純みたいになるのかな…」「恋ってそうだよね…感情めちゃくちゃになるのが恋のだいご味!」「やばい。私も柊磨が好きすぎて純なみに頭の中柊磨のことばっか…」とさまざまな感想が飛び交った第5話。要(藤木)に対する響子(西野)の素直な思いも共感を呼び、Twitterでは放送終了後に「#恋マジ」がトレンド1位に浮上するにぎわいを見せた。第6話は5月23日(月)に放送される。
◆文=ザテレビジョンドラマ部