女王蜂、10回目の“蜂月蜂日公演” 話題の「メフィスト」含めた19曲を披露

女王蜂、10回目の“蜂月蜂日公演” 話題の「メフィスト」含めた19曲を披露

単独公演「蜂月蜂日〜ファウスト降臨〜」を開催した女王蜂(写真・森好弘)

(スポーツ報知)

 4人組バンド「女王蜂」が8日、東京・Zepp DiverCityで単独公演「蜂月蜂日〜ファウスト降臨〜」を開催した。

 2014年から始まった“蜂の日”の単独公演。記念すべき10回目を迎えた今回、青いドレスとハイヒール姿で登場したアヴちゃんは「鉄壁」を歌い上げると、「MYSTERIOUS」「ファウスト」とノンストップで披露するアヴちゃんに呼応するように、ファンは叫び、色とりどりのジュリ扇を激しく揺らした。

 「ライブの度に、人間を辞める」というアヴちゃんは、その言葉の通り、何かにとりつかれたように、曲調や歌詞によって、表情を真顔から笑顔まで、声質を超高音から低音まで変化させ、会場全体を引き込んだ。ライブ中盤には、アニメ「推しの子」のエンディング主題歌として話題沸騰中の「メフィスト」も披露。アヴちゃんの声とメンバーの演奏に合わせ、立ち見も含めた会場全体のボルテージは、上がり続けた。

 全19曲。80分間。一切MCなし。休憩も、水分補給もなし。ラストの「ヴィーナス」を歌い上げると、全精力をつぎ込んだライブの幕は、驚く程あっさりと閉じた。だからこそ、余韻はいつまでも冷めない。

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