新日本プロレスのグレート−O−カーンが22日、日本テレビ系「行列のできる法律相談所」に出演し、今年3月に女児を暴漢から救った事件について語った。
この日は「褒めてあげたい」スペシャル。O−カーンはミュージカル俳優・井上芳雄が「褒めてあげたい」人として登場した。事件の再現動画ではO−カーンが本人役で出演した。
O−カーンは今年3月29日の午後9時ごろ、神奈川・川崎市のJR武蔵小杉駅構内で女児が男につかまれて連れ去られそうになっているところを目撃。女児が「助けてください!」と叫んでいたため、男を取り押さえた。駅員が到着し、警察が事情聴取する間も女児に「パンケーキ食べる?」とやさしく声をかけるなどしていた。
VTR後に、O−カーンはパイプいすを持ってスタジオに登場。暴れつつも定位置からは離れない、律義な一面を見せた。
事件については「左手に持ちながら、右手だけで(取り押さえた)」と説明。左手には「パンケーキとアップルパイ」を持っていたと明かし、笑わせた。
MCのフットボールアワー・後藤輝基が「ちょっと、残ります?」と呼びかけると、凶器として持っていたパイプいすを開き深々と腰をかけた。場所・店名NGの洋菓子店のチーズケーキを試食すると「ウマッ!」と素のリアクション。「甘すぎず、お互い邪魔しない。パイのサクサクにチーズのとろける感じがよく合う」としっかりした食レポも披露し、東野幸治から「ヒールキャラどこいったんや」とツッコまれていた。