雑誌「DAZED」の創刊14周年記念号(5月号)で、ムン・ガヨンのカバーストーリーが公開された。美しいボディーラインとシルエットを披露したムン・ガヨンが、感度の高いグラビアを完成させた。
公開を前に、tvNドラマ「リンク:食べて愛しなさい、しびれるように」で、子役時代に共演した俳優ヨ・ジングとの再会が話題なっていた。偶然にも2人はMBTIテストも同じだ。「姉さん(=ムン・ガヨン)は“ENTJ(指揮官型)”じゃないのかと、ジングが言うんですよ。私たち2人とも、効率的に仕事をするのが好きだったためか、ジングと仕事をする時は本当に気が楽でした。13年ぶりにこのような形で再会した状況が不思議で、撮影しながらも突然に『でも本当に不思議だな』『あの時とまったく変わらないね』と話しながら(笑)」
感情を演技する時だけは、あらゆる事を流れに任せるムン・ガヨンは最近、「リンク:食べて愛しなさい、しびれるように」を撮影していて、奇妙な経験をした。「重要な感情シーンの撮影をちょうど終えたときに、手足がしびれて突然悪寒が走ったんですよ。“うまかった”、“できなかった”より、先に入ってきた考えは“すべて吐き出した”でした」
20代中盤を過ぎた頃だが、女優ムン・ガヨンは子役時代から数えて15年以上演技をしてきた。「以前は、しきりに型を破らなければならないという強迫感がありました。とても私の方式にだけ固執した結果、進展がないのではないかと思って。でも、少し違った目線から眺めてみると、それまで演技してきた時間と経験の蓄積が私に与えたものは、単純な表現する“トリック”ではなく、私だけの“スキル”だったんだという気がしました」
20代という人生の最も果敢な時期に、自分が感知する自分の技量があるということは、どんなものか考えてみた。今後のムン・ガヨンが気になった。「演技以外の仕事には数多くの次善策を立てておきますね。いつも周囲を見回して、私ちゃんと進んできたかな? 前はどうだっただろう? 失敗したことはないか? 身内の人をちゃんと気にしているか? など思いながら、あらゆる事を受け止めてしまう性格なので、どうしても集中力が落ちちゃったんです。今は、先のことに注目して全力を尽くして疾走する時のようです。とても多くの取越し苦労を捨てて、人生1度ぐらいは私の決断を押しつける時間が必要な時です」