天才ピアニストとの一問一答は以下の通り。
――率直な今の気持ち
竹内知咲 このためにやってきたので、めちゃくちゃうれしいですし、気持ちいいです。決勝じゃなく、優勝を目標にしてきた。相方に言いたいのは、毎月の単独ライブって本当にしんどいことなので、一緒にやってきてくれてうれしい。
ますみ 私は決勝でネタ2本できたことがうれしくて。最初のネタは少しミスをした。最終決戦のネタはベストパフォーマンスでやりたいと思ったので、100点の状態で出来たのはうれしい。消化不良でモヤモヤしていたのが晴れた。竹内さんは天才。どのネタもおもしろくないと思ったことがない。
――今回の戦略は
ますみ とにかく新ネタをつくって、お客差んの前でやること。単独ライブを毎月やってるんです。新ネタを最低6、7本やってる。その努力が実った。
――決勝の2本のネタを選んだ理由は
竹内 ウケもそうですし、当たり負けしない2本を選びました。
――副賞の1000万円はどう使う
ますみ よしもと漫才劇場(大阪)のコントで使う衣装がべらぼうにダサいので、全部買い換えたい。
竹内 コントの衣装を買いたいし、衣装を置いておく部屋を借りたい。
――副賞で日本テレビの番組出演権がある。特に出たい番組は
竹内 「さんま御殿」ですね。
ますみ 「ぐるナイ」をずっと見てたので出たい。お金を払わずにご飯を食べられる番組ってアレぐらいなので(笑い)。
――手応えはあったか
竹内 手応えはよかったんですけど、ほかの方のウケ具合がわからなかった。
ますみ 手応えしかなかった。
――次の目標は
ますみ 目標まみれなんですけど、芸歴で出られる、取れる賞は“全舐め”でいきたい。関西の賞レースも、M―1グランプリもキングオブコントも。
――成長する転機となったのは
ますみ 2020年はリザーブだった。準決勝の11位で、決勝のリハだけやって変える。お弁当のランクも下で、めちゃくちゃ悔しくて。その時まで半年に1回しか単独ライブやってなかったのを、毎月やるようにした。
――喜びを伝えたいのは
竹内 親です。親が2人とも教師なんです。真面目に育ててもらったのにこんな形になってしまったので、1個結果でたのは親に伝えたい。
ますみ 私は芸人になる前に看護師やってたんで、看護師長さんに。あの時の上司に取ったぞと。次に主任になるって声かかってたんですけど、諦めなくて良かった。
――国民投票のポイントをすべて獲得したが、ファンに言いたいことは
ますみ 12月24日に単独ライブがあります。来年1月22日単独ライブがあります。ほんまにライブに来ていただきたい。満席で育つネタがあると思ってるので。
竹内 毎月ライブに来てくださる方に育てていただいた。賞レースの前は同じネタばかりやるんですよ。それでも毎回来てくださる方がいるので。