この日は、1本目で関西弁のしゃべくり漫才を披露し、『M-1グランプリ』ファイナリストのもも、関西の賞レース優勝経験があるカベポスターら、強豪ぞろいのBグループを突破。Aグループを勝ち上がった滝音との最終決戦では、一転してコントを披露し、漫才とコントの“2刀流”を示した。
竹内が「漫才とコントを半々で見ていただけたのがうれしい」と言えば、ますみも「私もそう思う」とうなずいた。2本目のコント用には大道具を用意してもらっていたといい、ますみは「(最終決戦に進めず)使えへんかったらどうしようかと…」とはにかんだ。
昨年の『女芸人No.1決定戦 THE W』で準優勝して注目を集めたが、竹内はそれ以前から単独ライブを増やしてネタを作り続けてきた結果と説明。『M-1グランプリ』『キングオブコント』について、ますみは「よいところまで必ず行かせていただき…」と意気込みながら「単独ライブを毎月やっているんですけど、チケットの売れ行きがめちゃくちゃきついんです」と明かし、チケット購入を呼びかけた。
また、NHKで出たい番組を聞かれると、『ピタゴラスイッチ』と『ハッチポッチステーション』を挙げていた。
『NHK上方漫才コンテスト』は、上方(大阪)の若手お笑いタレントの発掘と育成とともに、NHK大阪放送局の演芸番組の充実を図ることを目的としたコンテスト。結成(デビュー)10年以内の若手芸人が、漫才だけでなく、コント、ピン芸など自由に笑いを競う。52回目となった今年は、隣人、滝音、オーサカクレオパトラ、ファンファーレと熱狂、もも、天才ピアニスト、カベポスター、ハイツ友の会の8組(出演順)が本選に進出した。