俳優大貫勇輔(33)が6日、都内で、ミュージカル「フィスト・オブ・ノーススター〜北斗の拳〜」(25日から東京・Bunkamuraオーチャードホールほか)製作発表会に出席し、主演作への意気込みを語った。
二千年の歴史を誇る北斗神拳の修行に励むケンシロウ役は、高い身体能力でほかを圧倒する、大貫が演じる。この日は、ケンシロウの「心の叫び」を含む全12曲スペシャルバージョンを披露した。
大貫は主演に「一年経たずの再演をうれしく思っています。日々気づきを得ながら、責任を全うしたい」とアピールした。
さらにケンシロウのセリフに感じるものがあったといい「”地獄のようなこの時代に一体何ができるんだ”というセリフで、僕が何か生み出さないといけないと、この時代にやる責任を感じることが出来ました」と感慨深げに語った。
演出家の石丸ちさ子氏は「初演の日生劇場の楽屋から次があったらこうしようと話してきたことを積み重ねてきました。ダイナミックな音楽に乗せて、繊細なセリフが盛り込まれた作品に”潔さ”や”勇ましさ”が魅力になっている部分が現場にも現れています」と話した。
平原綾香、May’n、小西遼生、永井大、福井晶一、三浦涼介、伊礼彼方、清水美依紗、上川一哉、植原卓也、上田堪大も出席。

