エンゼルス大谷翔平投手の“武将姿”を約2年前にイラストに描き、「兜セレブレーションを予言していた」と話題になっている演歌歌手川野夏美(42)が15日、大谷がカブトをかぶった新しい雄姿を日刊スポーツに書き下ろした。
新作の似顔絵は「WBCで印象的だった膝つきホームランから着想を得て、シャキーン!と鮮かに斬る鎧兜スタイルを描いた」と構図を説明。新女房役のローガン・オハピー捕手をかぶとの上に乗せたのは「ホームランを打ったあと、兜の上の獅子をポンポンされているお姿も印象的でしたので獅子に模したオハピー選手を描き、おふたりのますますのご活躍を期待しつつ描きました♪」。そして、今後の大谷の活躍について「オハピー選手が幸運の獅子となることでしょう!」と、バッテリーの活躍によるチーム快進撃という新予言もしている。
川野はもともと似顔絵が得意で、21年6月に「もしも大谷が戦国武将だったら」というテーマで、エ軍のチームカラーの赤い甲冑(かっちゅう)をかぶる大谷の姿を描いた。今回、似顔絵の甲冑姿が現実となったことには「びっくりしました! まさか本当に兜姿の大谷翔平選手を見られるとは思いもよりませんでした」。ますます大谷のファンになり、今後の活躍への期待も大きくなったという。「規格外の素晴らしいプレー、さわやかな笑顔や真剣な表情に魅了されています。これからもすてきな表情をたくさん見せてくださることを楽しみにしています。今後も勝手に似顔絵を描かせて頂きたい」と熱いエールを送った。
今年1月11日にリリースした新曲「紅い螢」のタイトルには、エ軍のチームカラー「レッド(紅)」が入っている。「もちろん偶然です」と苦笑しながら、「私もエンゼルスカラーにあやかって、皆さまに愛される1曲になるよう頑張りたい」。本業の歌とイラストの“二刀流”での活躍を誓った。