29日放送のTBS系「ひるおび」で、エンゼルスの大谷翔平投手(28)がホームラン・ダービー(HRD)に出場すべきかどうかという話題を取り上げた。
HRDは7月11日(日本時間12日)のオールスター前日に行われる人気イベント。大谷の出場が気になるところだが、米国のファンの間では欠場を願う声が多いという。
というのも大谷は2年前にHRDに出場したが、オールスター後に調子を落としており、後半戦失速の一因と言われた。
HRDは、オールスター出場者8人から選出される。ルールは4分間球数無制限でホームラン数を競う。トーナメント方式で1回戦、準決勝、決勝を行い優勝者を決める。しかし、4分間フルスイングを続けることが想像以上にキツいため、さすがの大谷も終了後は珍しく疲れ切った表情を見せていた。
こうした経緯もあり、野球解説者の川崎宗則氏は「やめた方がいい。それよりもホームラン王を目指してほしい」とHRDへの出場に反対の姿勢を示した。
これに対し、野球解説者の五十嵐亮太氏は「ボクは出てほしい。2年前に出た時にダメだったという悔しい思いがあると思う。それを乗り越えて行くのが大谷選手だと思うので」と話した。2年前の自分を乗り越える大谷を見てみたい…という意見だ。
しかし、川崎氏は「乗り越えなくていい。それよりもホームラン王が…」と訴えていた。
大谷自身は出場の可否について明言していないが、果たして…。