タレントの大竹まこと(73)が28日、パーソナリティ―を務める文化放送「大竹まことゴールデンラジオ!」(月〜金曜後1・00)に生出演。安倍晋三元首相(享年67)の国葬実施をめぐる政府の判断に言及した。
賛否がある中、27日に行われた安倍元首相の国葬。会場付近では反対のデモ行進が行われ、黙とうがささげられた時間にもデモ参加者は騒ぎを止めることはなかった。また、野党第1党の立憲民主党は党執行部9人の出席を見送り、欠席した共産党の志位和夫委員長、社民党の福島瑞穂党首は国会正門前で反対を訴えるなど分断が露呈された。
大竹は「やっぱ1番大きな問題は、分断が大きく広がっていると。もうちょっと冷静に考えたら、もしかしたら分断を避けられたかもしれないんだよね。なぜかって言うと、閣議決定して国会にもかけなかった。予算もどこから出てくるのか、閣議決定だけじゃ私たちは分からないね。その間に旧統一教会の問題が浮上してきて、どんどん方向が違ってきちゃった」とコメント。「無駄な分断をしているのかと思って、よけいに腹立たしい。閣議決定っていうのは、かなり問題だったなと」と私見を述べた。