大竹しのぶが21年ぶり一人芝居「寂しいし、キツイ…難しい芝居に挑んでしまった」

大竹しのぶが21年ぶり一人芝居「寂しいし、キツイ…難しい芝居に挑んでしまった」

21年ぶりの一人芝居「ヴィクトリア」に挑む大竹しのぶ(撮影:宮田浩史)

(スポーツ報知)

 女優の大竹しのぶが17日、21年ぶりに挑む一人芝居「ヴィクトリア」(演出・藤田俊太郎)の関西公演(7月5、6日=兵庫県立文化芸術センター阪急中ホール、同8、9日=京都芸術劇場春秋座)に向けたオンライン取材会に出席した。

 アカデミー賞外国語映画賞受賞作「処女の泉」(1960年)などで知られるスウェーデンの巨匠、イングマール・ベルイマン監督が手掛けたラジオドラマが原作で、ヒロイン・ヴィクトリアが現実と幻想の間を漂うさまを言葉と動きのみで表現する。

 現在は開幕が迫る東京・スパイラルホール(24〜30日)へ稽古の真っ最中。「一人なので全部、自分が頑張らないと、誰も助けてくれない。寂しいし、キツイ。難しい芝居に挑んでしまった」と苦笑いしながらも「自分勝手にできて楽しい」と手ごたえを感じている。一方で「自己満足にならないよう客観視しないといけない」と、もう一人の自分も意識。「挑戦しがいのある戯曲。芝居ってこんなに面白いんだ、と劇場で体感してほしい」とアピールした。

 昨秋は南座「女の一生」で京都に滞在したが、「外を歩けなかった」と残念がった。今回はコロナの5類移行後の公演となるだけに「おいしいものを食べて、お散歩をいっぱいしたい」と言葉を弾ませた。7月11日には愛知・豊橋市の「穂の国とよはし芸術劇場PLAT」でも上演する。

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