俳優の大泉洋(50)と本上まなみ(48)が21日、札幌市内の食事会にサプライズで登場。トークショーを繰り広げた。
11月に札幌で開催予定の映画祭「北海道フードフィルムフェスティバル」のPRを兼ねたもので、食事会の参加者は一様に箸を止め、軽快な話術に引き込まれていた。
2人は食事会前に、5年前に共演した映画「そらのレストラン」の上映会でも会場を沸かせた。大泉はまずひと言目に「短い間にたくさんしゃべる」と宣言。同映画がスペインのサン・セバスティアン国際映画祭に出品された際のエピソードを披露した。主演として映画祭参加を希望したが費用がなく、TBS「ぴったんこカンカン」のロケとして渡航。しかしちゃっかりファンクラブ用の写真集を現地で撮影していたことが帰国後に判明。同番組の安住紳一郎アナ(50)に「怒られた」という。
また、映画の公開後に、大泉と本上の家族が、同じ日程でロケ地の北海道せたな町を訪問したことが明かされた。本上は「この映画をきっかけに、たくさんの人に出会えて、幸せな体験をしました。また(せたな町に)帰りたいなと、いつも胸にある土地」と笑顔で思いを語った。
約8カ月後に開催されるフードをテーマにした故郷・北海道の映画祭について大泉は「夢のある映画祭が札幌の地で生まれるのはうれしい限り」と、PRしていた。