俳優の大泉洋（51）が、25日放送のNHK「SONGS」（木曜後10・00）に出演し、歌手活動に密着した特集について嘆き節を口にした。
昨年は歌手活動にも力を入れ、10月には同じ北海道出身の「安全地帯」玉置浩二がプロデュース、作曲し、大泉が作詞した「あの空に立つ塔のように」をリリース。大みそかには紅白歌合戦に出場したほか、全国5都市を回るリサイタルツアーを開いた。
3月にも同番組で放送された密着映像の未公開部分を含め、「SONGS未公開スペシャル 武道館への道・完全版」と題して、2月に行った日本武道館公演を振り返る映像が放送された。進行役を務めた鈴木奈穂子アナウンサーに対し、大泉は「ホントにね、浅く使ってました、この間」とボヤキ。「めちゃくちゃ撮ってましたから。ずっと撮ってるんだもん。それを全然使わないから、“また（放送を）やってよ”なんて言ってた」と裏事情を明かした。
かわすようなスタッフの反応を見て「やらねえなと思った」というが、まさかの願いがかなっての完全版放送。「あれから、（別の日との）収録が飛んだかな？絶対何かそういうことですよ。それで何か気楽に…“うー、じゃあやるか、大泉の。参ったな、穴空いちゃったな”なんて言って」。疑いの晴れない大泉に、鈴木アナは「満を持しての…」とフォロー。「異例とも言える、今回2回目」と盛り上げた。
しかし、大泉は「（前回の放送は）回数にならない…ぜい弱な布陣でした」とバッサリ。スタジオを笑いに包んでいた。
前回は玉置が司会、大泉が歌のゲスト、さらにナレーションを担当する俳優・戸次重幸も登場した。大泉は「初めて司会をする玉置浩二さんがいるんですよ。初めてアーティストとして出る俺がいて、玉置さんにド緊張する戸次重幸って…誰も機能しないの」と笑わせていた。
