NHK大河ドラマ「どうする家康」は12日に第43回「関ヶ原の戦い」が放送された。
石田三成(中村七之助)は関ケ原に着陣した8万軍に、豊臣秀頼を立てて毛利輝元(吹越満)が本軍3万を率いて到着すると見越し、計11万軍で徳川を圧倒することをもくろんだが…。
毛利両川一族(毛利、吉川、小早川)の吉川広家(井上賢嗣)が登場。家康が黒田長政を通じて調略し、内応を約束。小早川秀秋(嘉島陸)、大坂の毛利輝元も揺らいだ。吉川広家は徳川勝利を見越し、西軍大将にまつり上げられた毛利本家が危機とみて、陰で動いたと伝わる。
決戦が始まると、関ケ原で家康の背後に入る形で南宮山の上に布陣した毛利など2万軍を前方で封鎖。吉川軍は陣中でおむすびをほおばり、広家が「ゆっくり食えよ〜」と声をかけている場面が描かれた。出撃を求められ、困った毛利勢が、兵に弁当を食わせていると嘘を言ったとされる「空弁当」の逸話を踏まえた演出とみられる。
家康は、出撃できない毛利勢の前を、大軍を前に推し進めて形成有利に。情勢を見極めた小早川秀秋が東軍に転じて、西軍に攻めかかった。
ネット上も「空弁当を本当に吉川広家でやりよったw」「弁当キター」「吉川広家、もぐもぐタイム」「関ケ原の戦い 吉川広家説でいくんだ」「吉川広家の弁当シーン 映像で見ると面白れェな」「吉川広家のお陰で毛利家は潰されずに済んだわけだよな」「吉川広家に触れてくれて大満足」「吉川広家が兵士たちと仲良くピクニックしておにぎりいっぱい食べてるシーン最高に良かったな」と反応する投稿が相次いだ。