大橋純子さん告別式、夫・佐藤健氏が沈痛「来年の50周年を楽しみにしていた」 ファンに支えられ「悔いのない歌手人生だったと思う」

大橋純子さん告別式、夫・佐藤健氏が沈痛「来年の50周年を楽しみにしていた」 ファンに支えられ「悔いのない歌手人生だったと思う」

大橋純子さん告別式の様子 (C)ORICON NewS inc.

(ORICON NEWS)

 今月9日に73歳で死去した歌手の大橋純子さんの告別式が16日、東京・増上寺でしめやかに営まれた。喪主を務めた夫の作曲家・佐藤健氏が最期の別れを伝えた。

 弔辞は、長年にわたって“盟友”として交流を深めていた歌手の松崎しげる、大橋さんのラストステージをともにした東京キューバンボーイズのリーダーでドラムの見砂和照、大橋さんの所属事務所・オフィスウォーカーの代表取締役社長・岡本伸章氏が務めた。

 その後、喪主を務めた佐藤氏があいさつ。参列者に向けて、「こうして参列してくだっているみなさまのお顔を見ていると、本当にいろいろな方にお世話にになったんだなと痛感しております。長い間支えてくださり、ありがとうございました」と感謝した。

 活動の拠点をアメリカ・ニューヨークへ移した後に歌手として第二の人生を歩み始めた矢先の、2018年の早期食道がんの診断。佐藤氏は「新たな音楽人生の始まりであり、病気との戦いの始まりでもありました」と、大橋さんと過ごした日々に思いを馳せた。

 そして「来年の50周年を楽しみにしていましたが、その願いは叶いませんでした」と涙を流しながらも、「それでも、みなさまやファンの方々のおかげで、悔いのない歌手人生だったと思います」と改めて感謝を伝え、「新しい旅立ちです。どうか明るく見送ってあげてください」と呼びかけた。

 大橋さんの戒名は「歌唱院妙詠純心大姉」。遺影の写真は5、6年前に撮影し、今まで撮影した中で一番いい表情だったという写真で、祭壇は女性らしい柔らかく華やかな本人を表現した。棺には長年愛用のハットなどが入れられたそう。

 大橋さんの所属事務所・オフィスウォーカーは11日、公式サイトを通じて「かねてより療養をしておりました弊社所属の大橋純子ですが、11月9日永眠しましたことを謹んでご報告申し上げます」と発表。「2023年3月末、リハーサル期間中の定期検査にて、がんの再発が発覚し、活動を再度休止させていただいておりました」と説明していた。

 大橋さんは1974年にデビュー。「大橋純子と美乃家セントラルステイション」として土屋昌巳(Gt)らと共に人気を博し、その後もソロ歌手として「たそがれマイ・ラブ」や「シルエット・ロマンス」などをヒットさせている。

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